中四国初のeスポーツを学ぶ専門学校が岡山市に開校します。28日、教室や設備がお披露目されました。
(岡山ビジネスカレッジ/西崎誠 校長)
「本学科は2022年4月に開校です。始まってからもまだまだ進化をとげなければならないと」
2022年4月に開設される岡山ビジネスカレッジの「eスポーツビジネス学科」では、週30時間ある授業のうち、eスポーツの実習は6時間です。
残りの24時間は英会話やプログラミングなどを学び、eスポーツを活用して社会で活躍できる資格やスキルを身に付けます。
28日は設備などが公開され、共生高校eスポーツ部によるゲームのデモンストレーションが行われました。
実況をしたのは、プロeスポーツプレーヤーの佐倉涼太さん(20)です。佐倉さんは高校時代、共生高校でeスポーツ部の立ち上げに携わり、全国高校eスポーツ選手権で準優勝しました。
(佐倉涼太さん[当時・高校2年生])
「プロのeスポーツ選手は寿命がすごく短いんですよ。長くできても(反応速度が鈍る)27くらいまでなんですよ。なので、人生で一度は挑戦してみたいなあと」
佐倉さんは、2022年4月から専門学校の教員として生徒たちにeスポーツを教える立場です。
(専門学校教員・プロeスポーツプレイヤー/佐倉涼太さん[20])
「プロゲーマーになるためにどうやったら近道なのか。プロになった後、僕と同じようにセカンドキャリアまで考えられるような、ゲームを使ったからこそ私たちは他の学校にはないものをしました。そういうふうに胸を張って面接に挑んでもらったり、就職していただきたい」
eスポーツビジネス学科は2022年4月に開設され、定員は30人です。