岡山県高梁市の食材を使ったフレンチのフルコースディナーを岡山市のホテルが期間限定で提供しています。
岡山市北区のANAクラウンプラザホテルでは11月1日から高梁市と協力して作ったフレンチメニューを提供しています。
3人の女性シェフが高梁市の野菜などを使って、見た目も華やかな5品に仕上げています。
高梁市の特産品の魅力を知ってもらおうと開発されたメニューで、2日には、高梁市の近藤市長らが試食しました。
メインは、サシが入ったやわらかい肉質が特徴の「備中牛」です。赤ワインソースにアクセントとして香り高い柚子胡椒を使用しています。
(記者リポート)
「お肉はとてもやわらかくて赤身のうまみがしっかり感じられるんですが、ピリッとした柚子胡椒がいいアクセントになっています」
プチプチとした食感の宇治町産のもち麦「キラリモチ」を使ったリゾットは、吹屋の町並みで見られる石州瓦にのせて提供しています。
(ANAクラウンプラザホテル/河嶋真依 シェフ)
「高梁市の魅力を、食べていただいたお客さんに現地に行かなくてもウルバーノで楽しんでもらえるのと、食べた後に高梁市に実際に足を運んでいただけるような料理を作りました」
(高梁市/近藤隆則 市長)
「地元のものを改めて認識できる、地産地消はいいことですから、それを改めてかみ締めながら、皆さんがこんないいものがある、それを自分たちが誇りに思える、そういうふうなことになるかなと大変うれしく思います」
料金は税込み7500円で、11月30日までの期間限定です。