幕末から明治にかけて活躍した香川県出身の儒学者、藤澤南岳の作品展が高松市で開かれました。
この作品展は、香川県出身の儒学者、藤澤南岳の研究などを行っている委員会が開いたものです。会場には、本人が書いた漢詩やゆかりのある人物が書いた色紙など約60点が並びました。
藤澤南岳が交友のあった人に宛てた直筆の絵や漢詩などの作品を通して当時の様子を伺うことができます。
藤澤南岳は、幕末から明治にかけて活躍した儒学者で、香川県小豆島町の寒霞渓や大阪府の通天閣などの名付け親としても知られています。
主催した委員会では、藤澤南岳をもっと知ってもらうために今後も作品展を開くことを検討したいということです。