2018年の西日本豪雨で被災した倉敷市真備町で、市が実施した復興状況に関する住民アンケートの結果がまとまりました。約7割の世帯が「災害前の元の状態に戻ってきている」と回答しています。
倉敷市は真備町で被災した5667世帯にアンケートを実施し、約42%の世帯から回答を得ました。
倉敷市のまとめによりますと「災害前の元の状態に戻ってきていると、どのくらい感じるか」という質問に対して66%の世帯が「感じる」または「やや感じる」と回答しています。
一方で「まちのにぎわい」に関して、35%の世帯が「戻ったと感じていない」と回答していて、「にぎわいが戻った」と感じている世帯の割合を7ポイント上回っています。
(倉敷市/伊東香織 市長)
「ハード面はかなり元に戻ってきた一方で、ソフト面はまちのにぎわいや、今後への備えということで防災の活動にこれからしっかり取り組まないといけない」
また住宅の再建については9割以上が完了したと回答しています。