JR四国が新年度の事業計画を発表しました。新型コロナの影響で鉄道の利用者が減る中、西牧社長は「第二の創業期」と捉えて新たな事業にも力を入れていく方針です。
JR四国の2021年度の運輸収入は約130億円の見込みで、事業計画の7割ほどにとどまりました。新型コロナ前の2019年と比べると半分ほどで厳しい状況が続いています。
こうした中、JR四国は新年度を「この状況から脱する時期」と位置づけ、新たな事業計画を作成しました。
西牧社長は、鉄道事業の収益の回復を図りながら、駅ビルやマンションの開発などを積極的に推し進めていく方針を示しました。
(JR四国/西牧世博 社長)
「第二の創業期という捉え方をしていまして、いろんなものにチャレンジしていこうという気持ちです。新型コロナと切り分けて、将来の姿に向けてやっていきたい」