帝国データバンク岡山支店が実施し、岡山県の163社が回答した調査によると、「SDGsの意味および重要性を理解し、取り組んでいる」もしくは「意味もしくは重要性を理解し、取り組みたいと思っている」と答えた「SDGsに積極的」な企業は、全体の52.7%でした。
・「SDGsの意味および重要性を理解し、取り組んでいる」 46社(全体の28.2%)
・「意味もしくは重要性を理解し、取り組みたいと思っている」40社(全体の23.0%)
「SDGsに積極的」な企業は4年連続で5割を超えましたが、前回調査(2024年)の55.2%より低下し、2年連続で前の年を下回りました。
一方で、「SDGsを認知しつつも取り組みに積極的ではない」企業は67社(全体の41.1%)で、前回調査(40.8%)を0.3ポイント上回りました。「SDGsという言葉も知らない」と答えた企業はありませんでした。
現在SDGsの各目標に取り組んでいる企業120社に、その取り組みの効果を尋ねたアンケートでは、「企業イメージの向上」と答えた企業が最も多く(58社)、次いで「従業員のモチベーションの向上」(38社)、「採用活動におけるプラスの効果」(25社)などとなりました。
帝国データバンク岡山支店によりますと、「メリットがなく、重要性が理解できない」などの声もあったということです。