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戦争がない世の中に…  高松空襲の経験者が今感じること、政治に求めることは【#ジブンゴト】

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 参議院選挙に向けて岡山・香川のさまざまな職業や立場の人に今の社会で課題だと感じることや政治に求めることなどを聞く「#ジブンゴト」です。
 ロシアによるウクライナ侵攻などで国の安全保障政策が、参院選の争点の一つになっています。高松空襲を経験し、親族を失った女性が今感じることを聞きました。

(高松空襲を経験した/高木和子さん)
「毎日毎日ね、ウクライナのことをニュースでやるんですけど、国連とかいろんな世界の機関がありますのにね、どうして一日も早く『やめなさい』ということを、どなたかお声掛けを、大きな力でしてほしいと思います」

 高木和子さん、82歳。5歳の時に高松空襲にあいました。

 7月3日、高木さんは高松市の戦災犠牲者の追悼式で受け付けを担当していました。式は新型コロナの影響で2年続けて中止となっていて、3年ぶりの開催でした。

 高木さんは、高松空襲で祖母や叔母、いとこら合わせて10人の親族を失いました。

(高松空襲を経験した/高木和子さん)
「なんとか、それまでに止められなかったかですね。それがやっぱり、上に立つ方の……これだけたくさんの方を亡くして……」

 1945年7月4日未明。B29が投下した800トン以上の焼夷弾により高松市中心部の約8割が火の海と化し、1359人が犠牲となりました。

(高松空襲を経験した/高木和子さん)
「人対人というか、そういうときはすごく人間って優しくていいのにね、どうして大きなあれになったら戦うのか全然分かりません」

 市がまとめた高松空襲の戦災誌によると空襲前、当時の市長が老人や女性、子どもを疎開させるべきだと主張しましたが、治安当局が「反戦思想につながる」と反対し実現しなかったとされています。

(高松空襲を経験した/高木和子さん)
「ほんとびっくりしました。私も10人ですけど、(親族10人が亡くなっているけど)そういうことが命令的に疎開してくださいとちゃんと行き渡っていたら助かっていたかも分かりませんね。みんな死んでしまいましたからね」

「みんなが弱いものは助ける、みんなが周りの人と小さなところからやっていかないといけない。ご近所から始まって、世の中みんながいさかいを起こさないように、そういうことを常にしてくださる政治家の方を望みますね」



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