岡山大会は23日、準決勝の2試合が行われます。
第1試合 岡山学芸館×倉敷商業
第1試合では岡山学芸館と倉敷商業が激突します!
2021年夏の覇者、倉敷商業。準決勝を前に22日は朝からバッティングなどで汗を流しました。
学芸館は3年生にとって因縁の相手です。
(倉敷商/池上正純 主将)
「自分たちからしたら、1年生大会も秋の大会も負けているので、負けられないなって思いは強いです。最後は勝てると信じて強い気持ちもってやっていきたいです」
注目は1番センターの雄龍人志!
(倉敷商/雄龍人志 選手)
「最初の打席っていうのは結構こだわっていて、最初の打席打ったら次の打席も打てるんですけど」
準々決勝も、初打席でスリーベースヒット!
2021年の甲子園を経験したチームの切り込み隊長が倉敷商業を引っ張ります。
(倉敷商/雄龍人志 選手)
「甲子園を経験したのは自分たち倉敷商しかいないので、目の前の試合を全力で倒しに行く」
一方、倉敷商業と対戦する岡山学芸館は、3年ぶりの甲子園を目指します。
22日は、守備練習などを中心に軽めの調整を行いました。
今大会のチーム打率は、3割4分7厘。準々決勝では、中村悠輔のホームランなど18安打を放ちベスト4進出を決めました。
(学芸館/勝楽剛琉 主将)
「たくさんの人の応援を力にして、自分たちが今までやってきたことを信じて、あしたの試合に向き合って、思い切ってプレーしたいと思います」
チームの要はショートで4番の宇地原丈智。宇地原の兄は2015年、学芸館のエースとして甲子園に出場しました。
2回戦。宇地原は、ダイナミックなプレーでチームを盛り立て、さらに、バッティングでも見事なタイムリーヒットを放ち勝利に貢献しました。
(学芸館/宇地原丈智 選手)
「お兄ちゃんの試合を見に行って、自分もあの舞台に立ちたいと思ったので、お兄ちゃんを超えられるような結果を目指します」
第2試合 岡山理大付×創志学園
準決勝第二試合は両校のエースが鍵を握ります!
岡山理大付のエース、田本聖貴は191cmの長身から投げおろす、140キロ超えの力強いストレートが持ち味。
15年ぶりの聖地へ、エースの出来が勝敗を左右します。
(理大付/田本聖貴 投手)
「気持ちは甲子園にあるのでしっかり一個一個勝っていきたいと思います」
創志学園のエースは右のサイドスロー、岡村洸太郎。140キロを超えるストレートとキレのある変化球が武器です。
この夏で退任する長澤監督を最後に甲子園に連れて行くと意気込んでいます。
(創志/岡村洸太郎 投手)
「監督さんと一緒に甲子園に出て、いい結果を残して終わるって思っているので、そこは全員同じ気持ちだと思う」