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島の魅力を“歌”に 子どもたちが福島節さん、坂本美雨さんと「直島の曲」作り 香川

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 香川県の直島に住む子どもたちがプロのミュージシャンと一緒に「直島の曲」を作りました。「島の魅力」や「訪れた人に伝えたいこと」がギュっと詰まった曲になりました。

 アートの島として国内外から観光客が訪れる直島。そんな直島の町民会館の一室から、子どもたちの声が聞こえてきました。

子どもたち「赤カボチャが本物のカボチャだったら」「今はないけど黄かぼちゃとかあったよねー」
節さん「流れちゃったんですけどね……」

 4年前に一家3人で東京から直島へ移住した福島節さんです。全国放送のCMや映画音楽を数多く手がける売れっ子作曲家です。

 この日は直島の子どもたちに「直島の好きなところ」と、「直島の伝えたいこと」を持ち寄ってもらい、その場で「直島の曲」を作るワークショップを企画しました。スペシャルゲストは――。

(歌手/坂本美雨さん)
「私は歌手の坂本美雨です。よろしくお願いします」

 直島には何度も訪れたことがあるという歌手の坂本美雨さん。父親は、世界的な音楽家・坂本龍一さんです。

美雨さん「みんな仲良し あいさつするよ」
子ども「自然があった方がいいよね?」
美雨さん「サビで自然入れようか」

 島の海の幸についての言葉もたくさんありました。

子ども「ヒラメがおいしい」
節さん「『海で宝物 たくさん見つかるよ』『海ほたるが見られるよ』」
子ども「夕日がきれい 一緒に見よう またきてね」
子ども「みんなで歌決めるってほんと難しい」
節さん「難しいけど出来てきているね」

 続いては、完成した歌詞にメロディをつけていきます。

節さん「僕が考える簡単作曲術っていうのがあって、な・お・し・まは……こんな感じ?」

美雨さん「♪ヒーラーメー ハーマーチー?」
節さん「♪またきてねー いいじゃん!」

 そして、ついに「また来て直島」(作詞・作曲 直島の子どもたち+福島節+坂本美雨)が完成! できたばかりの曲をみんなで港で歌い、観光客をお見送りすることになりました。

(参加した子どもたちは―)
「本当に(曲に)なるとは思ってなくてすごいなと思った」
「(曲の出来は)100点満点です」
「(この曲で)来てよかったなと思われたり、また来たいなと思われたい」

(歌手/坂本美雨さん)
「本当にみんな純粋だしやる気にあふれているし、楽しいですね一緒に歌ってて。みんなで歌ってほしいですね。長く」

(直島在住の作曲家/福島節さん)
「みんなが直島の好きな言葉を生み出してくれて、それをもとに子どもたちが作り上げた曲になったので最高でしたね」

「♪またきてねー バイバイ!」

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