秋の行楽シーズンの3連休に接近が予想される台風14号。観光客が戻りつつある岡山・香川の行楽地の対応と反応を取材しました。
香川県高松市の栗林公園は来園者の安全を確保するため、3連休最終日の9月19日を臨時休園にすることを決めました。「栗林庵」など園内にある施設も休業します。
栗林公園は新型コロナの感染拡大を受け、2021年は8月7日から9月末まで休園していて、2022年は4月ごろからコロナ禍前の7～8割ほどに来園者が戻っています。
（栗林庵 広報担当／藤谷治季さん）
「3連休ということで客足もかなり戻りつつあったので売り上げの部分でかなり期待していたんですが、しょうがないんですけど残念には思っております」
一方、岡山県倉敷市の美観地区では――。
（美観地区の飲食店）
「いま本当に（観光客）が増えてきているのに、本当に水差す形で。台風がそれてくれたらと思うばっかりです」
（くらしき川舟流し 船頭）
「前回（2021年）の台風の時も止めたんですよ、今回も多分止まるんじゃないかなと。けがをされても困るので止まったら仕方ないですね」
美観地区の観光客も修学旅行生などを中心に新型コロナ前の7～8割まで戻ってきています。秋の連休も賑わいが期待されていただけに、台風の影響を心配する声が多く聞かれました。
（美観地区の飲食店）
「やっぱり公共交通機関が止まってしまうと、お客様の方が事前にキャンセルとかされてしまうので、多少の影響はでてくる。後半には、天気の方も回復して、3連休ももう一度あるので、その時にお客さまが戻ってくることを期待している」
