香川県さぬき市の高校生の地元愛を育むことを狙いとした講演会が行われました。
さぬき市の津田高校で行われた講演会には、1年生86人が参加しました。講師は、FM香川のパーソナリティでさぬき市の情報を発信しているブロガーでもある柏原里砂さん。
この講演会は、人口減少を課題としているさぬき市に、高校生たちが愛着を持ち、街づくりに関心を持ってもらうことなどを狙いとして行われたものです。
柏原さんは、海が近いという環境が、さぬき市の大きなアピールポイントとして、海沿いにカフェや工房を作ってきた人を紹介し、街づくりの可能性について話しました。
（講師 FM香川パーソナリティ／柏原里砂さん）
「きょう紹介した人も、実は高校生の時は『全然津田っておもしろくない』『東京出たい、外出たい』と思っていたらしい。でも、外に出て一度帰ってきたときに『この街おもしろい人めっちゃおるやん』ってことに気づいたと。それをみなさんも今どんどん見つけていただきたい」
今後、生徒たちは地元の企業や観光施設を訪問し、自分たちで考えたビジネスプランを校内で発表する予定です。
（1年生は―）
「正直、自分たちだけでは街づくりはできないと思っていたんですけど、きょうのお話を聞いて、それが自分たちでも現実になるとわかりました」
「僕たちが就職や大学に行くときも、地域を盛り上げるような活動が1つでも増えたり、それに参加できたりしたら、とってもいいかなと思っています」
