香川県さぬき市で40年以上学校用の上履きの縫製を担ってきた企業が、屋内でも屋外でも履ける「両履き」のシューズを開発しました。
(樫原工業/樫原拓史 社長)
「このシューズの形を見て、これなんだろうと思う人って、ほとんどいらっしゃらない」
見れば誰もが懐かしく感じるデザイン。樫原工業が販売している「TADASHI」です。(5500円 色7種類 ※サイズにより値段が異なります)
一般的な学校用の上履きより約100g軽く、屋外でも履ける「両履き」の靴を開発し2021年12月に販売を始めました。サイズは15cmから30cmまであります。
開発した樫原工業はシューズメーカーの下請けとして40年以上、学校用の上履きの縫製を担ってきました。しかし、少子化の影響や海外で大量に作られる安い商品に押されて年々売り上げが減少。そんな中、創業以来初めて自社で靴を開発しました。
(樫原工業/樫原拓史 社長)
「軽くて履き心地が良くて、機能性にこだわったシューズになるので。両履きシューズということでみんなに履いてもらいたいなと思います」
「TADASHI」は9月5日まで高松市の栗林庵で販売していて、試し履きすることもできます。