神社でお供えされる古代米・赤米の稲刈りが岡山県総社市で行われました。歌手の相川七瀬さんが3年ぶりに参加しました。
総社市の本庄国司神社にやってきたのは歌手の相川七瀬さん。相川さんは2012年に「総社赤米大使」に任命され、赤米の普及活動に取り組んできました。
新型コロナの影響で稲刈りに参加するのは3年ぶり。地元の小学生と一緒に稲を刈っていきました。
(児童は―)
「(刈り取る時に)幅をどれぐらい残すかっていうのが難しい」
赤米は古代米の一つで、こちらの神社では神へのお供えとして地域で守り伝えられています。相川さんはこうした伝統文化の継承を応援したいという思いで、活動を続けてきました。
(総社赤米大使/相川七瀬さん)
「みんなで少しでもあしたにつないでいければいいねって。いい力になってるので、長く続けてきた意味がようやくみえてきたかなっていうのはありますね」
(松木梨菜リポート)
「収穫した後はすぐに天日干しを行います」
収穫した赤米は12月8日の神事で供えられます。
(総社赤米大使/相川七瀬さん)
「日本の宝物のような風景の一つだと思うので。おまつりをしてきた人たちがいるということを、赤米を通じて伝えていければいいなと思っています」