西大寺会陽にゆかりのあるお雑煮「宝来春(ほうらいしゅん)」が岡山市のデパートで振る舞われました。
「宝来春」とは、西大寺会陽に奉納されたもち米や昆布を使ったお雑煮のことです。通常は会陽の翌週、関係者に振る舞われますが、天満屋岡山店では会陽を盛り上げようと、5年前からこの時期に「宝来春」を無料で振る舞っています。
午前10時の開店とともに多くの人が訪れ、できたての宝来春を味わっていました。
(訪れた人は―)
「とても甘くておいしいです。これを食べると福が来て風邪を引かずに過ごせるって聞いたので、子どもと一緒に来ました」
西大寺会陽は2月18日、3年ぶりに観客を入れて開催します。感染症対策のため宝木の争奪戦は2023年も行いません。