約50年前の瀬戸内海の人々の様子を伝える写真展が高松市で開かれています。
高松市亀水町の瀬戸内海歴史民俗資料館では、1970年から1980年代前半の瀬戸内地方の暮らしの様子が写真で紹介されています。
撮影したのは、資料館の開館時の職員で民俗分野の専門職員だった高橋克夫さん。
瀬戸内海で行われていたイイダコ漁の写真や、高松市の道端で魚を売るイタダキサンの写真など、50点が展示されています。
当時、香川県のため池で盛んだったウナギやコイなどの漁の様子も、当時使われていた道具と共に展示されています。
瀬戸内海と共に生きた人々の様子がわかる写真展「高橋克夫民俗写真展 瀬戸内の景観・くらし・ひと」は3月19日まで開かれています。