岡山県玉野市の渋川海岸で海事研修が行われました。泊まりがけで行われるのは4年ぶりで、カッターこぎに奮闘する子どもたちの元気な声が響きました。
長さ約9m、重さ1.5tほどのカッターを力を合わせて海に押し出す子どもたち。
参加したのは、赤磐市の山陽東小学校に通う5年生112人です。
「海の学校」として親しまれている海事研修は、自然のもとで仲間と協力し合う大切さなどを学んでもらおうと、岡山県が70年以上前から行っています。
新型コロナウイルスの影響で、2022年までは日帰り研修でしたが、2023年は4年ぶりに泊まりがけで行われました。
子どもたちはさっそく研修の目玉、カッターこぎに挑戦です!
(記者リポート)
「カッターこぎの練習を始めました。ちょっとまだ櫂の扱いに慣れていないようなのですが、みんなで一生懸命頑張っています」
それでも3kmほどのコースを力を合わせてこぐうちにコツをつかんだようです。
(参加した児童はー)
「こぎにくかったりしたんですけど、みんなで協力したらすごく速くこげました」
「みんなで協力するとあれだけ船が進むから、たくさん協力した方がいいんだなと学びました」
(岡山県渋川青年の家/大倉太 指導課長)
「食事であったり入浴であったり睡眠であったり、研修を通して友情を深めていただけたらと思っています」
子どもたちは20日まで滞在し、地引き網を体験します。
(参加した児童はー)
「楽しかった! いえーい!」