香川県の高校生が運営する「ミニ水族館」を特別支援学校の児童たちが見学しました。
「ミニ水族館」を訪れたのは、善通寺支援学校の児童3人です。
この水族館は香川県立多度津高校の生物科学部の生徒たちが運営していて、約90の水槽で魚やカメ、ウーパールーパーなど100種類以上の生き物を飼育しています。
児童たちは高校生と一緒に水族館を巡り、魚に餌をやったり、特徴を聞いたりしました。
(児童はー)
「(魚が)かわいいと思った」
オセアニアの淡水に生息するカメの仲間「スッポンモドキ」の水槽に手を入れて触れ合う体験も。
高校生にとっては支援学校の児童の見学に付き添うことで、館内のユニバーサルデザインについて考える機会になっています。水槽の位置が高いことや、照明がない水槽があることなどの課題の解決に向けて取り組むということです。
(多度津高校生物科学部/黒崎凛音 部長)
「その子の目線に合わせて話をしてあげたりということを心掛けました。誰にでも楽しんでもらえるような水族館づくりを心掛けていきたい」
多度津高校の「ミニ水族館」は偶数月の第2日曜日に一般にも公開しています。