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電力の地産地消へ 西粟倉村が新電力会社を設立 岡山

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 岡山県西粟倉村は企業との共同出資により新たな電力会社を設立しました。目指すのは「電力の地産地消」です。

(西粟倉百年の森林でんき/寺尾武蔵 社長)
「2030年までに村の電力を村の中でまかなうのが1つの大きな目標」

 岡山県西粟倉村などが設立した新会社は「西粟倉百年の森林でんき」です。

 西粟倉村のほか、エネルギーの販売などを行う東京の三ッ輪ホールディングス、中国銀行のグループ会社「ちゅうぎんエナジー」などが出資しています。

 西粟倉村はこれまで水力発電やバイオマス発電所の運営など再生可能エネルギーの事業に取り組んできました。新会社は村からの委託を受け、こうした発電施設の運営を担います。

 また、太陽光パネルを公共施設や一般家庭に設置するなどして村の電力の自給率100%を目指します。

(岡山・西粟倉村/青木秀樹 村長)
「地域でつくったエネルギーを地域で使っていく。これが非常に大事なことで、それに対する大きな一歩かなと思っております」

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