岡山市で自然派ワインを造る男性が書いた本が「料理本のアカデミー賞」と呼ばれる賞でグランプリを獲得しました。
グランプリを獲得したのは、岡山市で有機栽培したブドウを使ってワインを造っている、大岡弘武さんです。
大岡さんは、2021年9月、フランスから岡山に移住してワイン造りを始めるまで経緯と、自身のブドウの栽培方法やワインの醸造方法などを書いた本『大岡弘武のワインづくり 自然派ワインと風土と農業と』を出版しました。
この本が「グルマン世界料理本大賞」にノミネートされていました。
1995年に創設された賞で、世界中の料理や飲み物に関する本の中から各部門のグランプリを選出することから「料理本のアカデミー賞」と言われています。
日本時間の27日、スウェーデンのウメオで審査結果が発表され、大岡さんの本がニューワールドワイン部門のグランプリを獲得しました。
フランスでワイン造りを学んだ大岡さんが日本でワインを造るにあたって、ブドウ品種の開発や独自の取り組みが評価されました。