お遍路さんに役立つ情報の発信を強化します。「四国遍路」の世界遺産登録を目指す協議会の部会が、2022年度の取り組みと2023年度の活動計画を共有しました。
経済団体や四国4県などで構成する協議会のうち、遍路道の保全など受け入れ態勢の整備について話し合う部会が高松市で会合を開きました。
(山下佳乃リポート)
「昨年度の取り組みのひとつとして紹介されたのがこちら、遍路道に掲載されているQRコードです。スマホで読み取ると、このようにお寺の情報が出てきます」
日本語以外に7つの言語に対応していて、旅行者のデータを集めて分析も行います。
また、遍路道を歩きながら安全点検する2023年2月のイベントには、過去最多の約5000人が参加したことも報告されました。
2023年度は、お遍路さんに役立つ情報や部会の構成メンバーの活動内容についてもホームページなどで発信する方針です。
(四国遍路世界遺産登録推進協議会 「受入態勢の整備」部会/荒瀬美和 部会長)
「いろんな冊子などがいろんな所で作られていますけど、そういったものにも外国語を表記するとか、紙じゃなくてスマホで見られるとか、そういったものも進めていければというふうに考える」