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「AIが発達したら勉強しなくてもいい?」 中学校がチャットGPTを活用した特別授業 岡山・高梁市

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 「チャットGPT」など、人工知能・AIを使ったサービスが増える中、19日、岡山県高梁市の中学校で「これからの時代に求められる力」を学ぶ授業が行われました。

(高梁市GIGAスクールサポーター/横山弘毅さん)
「きょうみんなで考えたいのは、AIが発達して便利になるから、そもそも勉強とかしなくてもいいんじゃない?」

 授業を受けたのは高梁北中学校の全校生徒49人です。授業で、生徒たちが実際に使ってみたのは対話型AIの「チャットGPT」です。

 「チャットGPT」では『牛乳をPRする方法を教えて』などの要望を入力すると、AIが文章を作成して、次々と答えてくれます。

 生徒はAIが作った文章の情報が間違っている可能性があることや、インターネット上のどこから引用してきたものか分からないことなど、注意点を学びました。

 それを踏まえて、生徒たちは、AIを使うためには論理的な思考力や正しい知識が必要になるとして、「AIが発達しても勉強は必要だ」という結論を出していました。

(生徒は―)
「案外高性能な反応が返ってきてびっくりしました。求めていることが返ってきたときはすごい便利だと思うし、それがうそだったときは気を付けないとなと思いました」
「AIがしてくれることもあるとは思うけど、自分ですることが大切だなと思いました」

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