最近「チャットGPT」という言葉をよく聞くようになりました。最新の対話型人工知能を地方行政にどう活用するか、善通寺市の職員が考えました。
チャットGPTとは、文字で質問を入力すると人工知能がそれに応じた答えを出してくれるものです。たとえば「人権について告知するよいキャッチコピーはないですか?」という質問をすると……。
(チャットGPTの回答)
「人権を守り、社会を豊かに」
すぐに答えが返ってきました。
(善通寺市の職員は―)
「すごいですね。頭いいですね」
善通寺市は、こうしたチャットGPTの研修や子ども向けのプログラミング教室の開催の支援などについて、東京の企業「CA Tech Kids」と協定を結びました。
職員が積極的に「チャットGPT」に触れ、業務につなげることが狙いです。
研修の最後に「チャットGPT」をどのように行政に活用するかをみんなで考えました。
(研修に参加した市職員)
「(チャットGPTを)使える場面、使えない場面が変わってくると思うので、チャットGPTをまず知ってから(業務での活用法を)考えていきたい」