7月のG7香川・高松都市大臣会合を前に、高松空港で不法侵入者に対応する訓練が行われました。
訓練には空港の職員や警察官など約60人が参加しました。
男が空港の制限区域に侵入し、小型機を強奪して自爆テロを企てる、という想定です。
侵入者が敷地に入るとすぐにセンサーが反応し、侵入者を素早く確保。
無事に訓練終了、かと思いきや……
侵入者には共犯者が。職員に暴行を加え、車を奪って逃げようとします。
駆けつけた警察官によって共犯者も逮捕されました。
高松空港では関係機関と連携し、こうした訓練を年に1回行っています。2023年は都市大臣会合を前に、テロ対策を中心に各機関の連絡や連携の手順を改めて確認しました。
(高松空港/高田達也 常務)
「高松空港の職員だけで対応できることは限りがある。非常事態が実際に発生した場合でもしっかりと対応ができる体制を築く」