新型コロナの法律上の位置づけが5類になって初めての「夏休み」を迎えます。「長く、より遠く」をキーワードに、2023年は旅行を楽しむ人が増えそうです。
(松木梨菜リポート)
「オープンして40分が経ちました。現在、7組のお客さんが待っています。平日にもかかわらず窓口は混雑しています」
旅行会社「JTB」の動向調査によると、2023年の夏休みに国内旅行をする人は7250万人で、2022年と比べると約17%増加するということです。
コロナ禍前と同じ水準まで回復するとしています。
(来店客は―)
「国内だったら北海道か、海外だったらアメリカ」
「めちゃくちゃ久しぶりです」
JTB 丸亀ゆめタウン店で人気なのは、チャーター便で行く高松空港発・北海道行きのプランなど。
2023年は「長く、より遠く」に行く傾向があるといいます。
(JTB 丸亀ゆめタウン店/青木賢二さん)
「旅行日数をしっかり持って、できるだけ遠方の」
岡山・香川発の人気の行き先は北海道や沖縄などが上位にランクイン。そして1番人気は、東京ディズニーリゾートを含む東京です。
また、1人あたりの国内旅行の平均費用は4万円と予測。1996年の調査開始以来の過去最高額で、物価の高騰などの影響とみています。
一方、海外旅行をする人は120万人で2022年の2倍に増えましたが、円安などの影響でコロナ前の約4割にとどまっています。
岡山・香川発の海外旅行で1番人気の行き先は「ハワイ」。次いで、アジア方面、グアムとなっています。
(JTB 丸亀ゆめタウン店/青木賢二さん)
「コロナ禍前の2019年と同じ水準まで復活をしていければと期待しています」