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第4種踏切の廃止・改良へ協議を ことでん踏切での死亡事故受け運輸安全委が調査結果まとめる 高松市

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 2022年、高松市の遮断機や警報機がない「第4種踏切」で、女性が列車にはねられ、死亡しました。この事故について調べていた国の運輸安全委員会は「第4種踏切の廃止か改良に向け協議を進めるべきだ」という調査結果をまとめました。

 2022年9月、高松市牟礼町牟礼のことでん志度線の踏切で70代の女性が列車にはねられ死亡しました。

 この踏切は、自動で開閉する遮断機や警報機のない「第4種踏切」です。簡易的な遮断機はありましたが、事故当時は手で押して中に入ることができました。

 運輸安全委員会は事故の原因について、女性が列車が近づいていることに気づかなかった可能性があるとしています。

 その上で、「第4種踏切は、廃止するか、自動で開閉する遮断機や警報機をつけるなどの改良をするべきである。これまでことでんも高松市も協議をしてこなかったが、今後は具体的な対策に取り組む必要がある」と結論付けました。

 ことでんは事故の後、この踏切の簡易的な遮断機を改良しましたが、自動で開閉する遮断機にはなっていません。

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