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大学生が地域資源を使った観光ツアーをプレゼン JR四国と連携し商品化目指す

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 四国4県の学生がJR四国の社員らに地域資源を使った観光ツアーをプレゼンしました。

 学生たちの熱のこもったプレゼンを真剣に聞く大人たち……。四国4県の国立大学とJR四国が連携して取り組む「地域観光チャレンジ」です。

 この取り組みは、学生が自ら見つけた地域資源を使い、観光ツアーのプランを作成。それをJR四国が商品化につなげようというというもので今回が6回目です。

 学生は、ターゲット・予算・開催時期はもちろん、ビジネスとして成立するかどうか、採算性も含めてプランを立てます。このほか「独自性」や「物語性」があるかも審査のポイントです。

(香川大学経済学部/宮川彩菜さん)
「本島のリピーターになってもらい、観光客数を安定させるにはどうすればいいか。それは現地の方と交流して仲良くなり、また会いに行きたくなるようなツアー作りが重要であると私は考えました」

 香川大学経済学部の宮川彩菜さんは、出身地の丸亀市にある「本島」を巡るツアーをプレゼン。

 若者の減少などの課題がある中、島に何度も訪れたいと思ってもらえるツアーを作り、島の活性化につなげたいという内容です。

(審査員)
「リピーターを仕込むなら、『足りない感じ』で見たりないっていうふうにしなくちゃいけない。厳しいことを言うと。リピーターにするには、このツアー完成度が高い。終わって満足してしまって、もう1回行きたいにならないと思うんですよ」

(香川大学経済学部/宮川彩菜さん)
「勉強になりました。丸亀もっとほかにこんないいところがあるんだなって知っていただけるようなツアーにしたい」

 JR四国は、今回学生からプレゼンされた8つのツアーについて、2024年の開催を目指して検討を進めることにしています。

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