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バス置き去り防止へ 園児が送迎バスの安全装置を訓練 保護者「定期的な実施を」 香川・観音寺市

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 通園バスへの園児の置き去りを防ごうと、香川県観音寺市の観音寺中央幼稚園で訓練が行われました。

 訓練には3歳から5歳児約130人が参加しました。

 福岡県と静岡県で相次いだ園児の置き去り事件を受け、送迎用バスには2023年度中に安全装置を付けるよう義務付けられています。

(記者リポート)
「取り残された園児がSOSボタンを押して車外に助けを求めました」

 SOSボタンを押すと車の外に音声が流れます。園児は少し緊張しながらも1人ずつボタンを押す練習をしました。

(園児は―)
「緊張した」
「ドキッとした。(これから)ちょっと頑張ってみたい」

(保護者は―)
「定期的にやっていただければ。やり方とか1回だと覚えられないと思う」

(観音寺中央幼稚園/入谷寛枝 園長)
「地域の方や皆さまと協力し合って、より安全対策意識を高めていきたいなと思っています」

 観音寺市立の幼稚園やこども園では9台のバスのうち、すでに7台に安全装置を取り付けていて、順次訓練を行っています。

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