帝国データバンクのまとめによりますと、2023年度上半期(4~9月)の岡山県の倒産件数は45件(負債額1000万円以上、法的整理の倒産が対象)で、前年度同期より13件増えました。上半期としては過去10年で最も多くなりました。
負債総額は51億1800万円で、前年度同期より21億7600万円増えています。
業種別では「サービス業」が15件で全体の約3割を占めて最も多く、次に多いのが「小売り業」10件となっています。
倒産した企業の8割以上が主な理由として「販売不振」をあげています。
帝国データバンクでは、物価上昇による仕入れ価格の上昇や、消費者の生活防衛・節約志向が高まっていることも影響しているのではないかとしています。