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議長選巡る贈賄事件 対象市議は欠席も…美作市議会の審査会「書面回答で裏付け取れた」 岡山

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 美作市議会の議長選挙で他の市議に金で投票を依頼し贈賄の罪で略式命令を受けた市議に、政治倫理違反があったかどうかを調べる審査会が開かれました。審査会は「金で投票を依頼した」裏付けが取れたとの認識を示しました。

 美作市議会が設置した政治倫理審査会です。5回目の26日は非公開で行われました。

 美作市議会の鈴木悦子市議は、2023年4月の議長選挙で自分に投票してもらおうと、他の市議4人に合わせて20万円を渡そうとした罪で9月、罰金100万円の略式命令を受けています。

 審査会の田村秀昭会長によりますと26日は鈴木市議に弁明の場を設けていましたが、市議は体調不良を理由に欠席し、審査会の質問に書面で回答したということです。

 審査会は、書面回答の内容を明らかにしていませんが、鈴木市議が金で投票を依頼していた裏付けが取れたとしています。

(美作市議会 政治倫理審査会/田村秀昭 会長)
「本来であればきょう、口頭できちんと全てをおっしゃっていただきたいなと思っていたんですけど、それに至りませんでした」

 次の11月1日の審査会では、関係者に聞き取りを行います。

 11月中旬をめどに、市議に政治倫理違反があったかどうかなどの結論を出すとしています。

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