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「議長が市の政治倫理条例に違反」市議会の政治倫理審査会が結論 議長の名前添えた花贈る 岡山・総社市

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 総社市議会の議長が代表を務める企業が、議長の名前を添えて花を贈ったのは公職選挙法違反の疑いがあると指摘されている問題。13日、政治倫理審査会は議長が市の政治倫理条例に違反したと結論付けました。

 2023年7月、総社市議会の深見昌宏議長が代表を務める企業が、深見議長の名前を添えた胡蝶蘭を総社市の病院に贈ったのは公職選挙法に違反する疑いがあると指摘されています。

 13日の審査会では、市の顧問弁護士の見解が示されました。顧問弁護士は公職選挙法違反にあたる可能性があるとした上で、刑事罰には問えない可能性が高いとしています。市の政治倫理条例に違反するかについては「適用は否定できない」としました。

 審査会はこれらの意見を踏まえた上で、深見議長が市の政治倫理条例に違反したと結論付けました。

(政治倫理審査会/村木理英 委員長)
「どのように総社市議会が倫理観を持って議会活動にあたるかという根幹にあたることですので、そこを慎重に議論した結果だなと思います」

 深見議長は「故意ではなかった」などと説明し、改めて陳謝しました。

 審査会は、今後報告書をまとめて、副議長に提出する予定です。

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