香川県警の交通事故防止対策について、有識者らに意見を求める委員会が、21日に高松市で開かれました。
交通事故抑止対策評価委員会には、大学教授ら3人の委員と警察の担当者らが出席しました。
県警からは、2023年11月20日までに県内で交通事故で亡くなった人は28人で、うち約7割の19人が65歳以上の高齢者であることが報告されました。
このほか2023年4月に努力義務となった自転車のヘルメットの着用を推進する取り組みや、夜間の交通事故を防ぐための反射材を使ったタスキやベストを普及させる取り組みなどが紹介されました。
また委員からは、IT機器を活用して県民に交通安全教育を行うことや、電動キックボードなど新しい乗り物の利用者に向けた安全教育を行うことなどが盛り込まれた提言書が提出されました。