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香川菊池寛賞に光岡和子さん(59)の小説「幸子」 初応募で受賞 少年院という舞台設定など評価

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 優れた作家の発掘などを目的とする「香川菊池寛賞」の受賞者が発表されました。

 49作品の中から「香川菊池寛賞」に選ばれたのは、坂出市の非常勤公務員・光岡和子さん(59)の小説「幸子」です。

 高松空襲で母親を亡くした主人公の幸子が少年院の院長に保護され、自らも少年院の先生を目指す小説です。少年院という舞台設定などが評価されました。
 光岡さんは初めての応募での受賞となりました。

(香川菊池寛賞を受賞/光岡和子さん)
「今回の小説は、書きながら勝手に物語が巣立っていった感がします。同時に私も小説と一緒に成長したような気になったので、なおさら選んでいただけたことにうれしく感じました」

 「奨励賞」には、香川県綾川町の藤原無可さんの小説「海鼠(なまこ)透かし」が選ばれました。

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