モノやサービスを個人が直接取引する「シェアリングエコノミー」について、理解を広げようと香川県琴平町でサミットが開かれ、シェアサービスを展開する経営者らがその重要性について訴えました。
一般社団法人シェアリングエコノミー協会と琴平町の事業者らが開いた「四国シェアサミット」には約200人が訪れました。
サミットは2019年に徳島県で初めて開催され、今回で2回目です。
「シェアリングエコノミー」とは空き部屋や駐車スペース、家事や育児の代行など個人が持つ資産やスキルを、インターネットを介して個人や企業、自治体と直接取引する経済の動きです。
この日は、「琴平mobi」という相乗り型の移動サービスを展開する琴平バスや全国でシェアサービスを提供する企業の経営者らが登壇しました。
登壇者は「公共のサービスに頼るのではなく個人がつながり、共助の仕組みを作っていくことが重要」「地方でも個人が主役となる働き方にチャレンジしてほしい」などと呼び掛けました。
(サミットの発起人・琴平バス/楠木泰二朗 社長)
「生き方・働き方が広がる中で、より地方に訪れる、旅しやすくなる、そういう世の中になっていくんじゃないかなと思っていて、それが地域の活性化につながっていくと思っている」