17日は西日本の各地で黄砂に覆われた一日となりました。岡山や香川でも景色がかすんで見えるなど黄砂が観測されました。
17日午前11時50分ごろ、直島から高松港に向かうフェリーから撮影した映像では、サンポート高松のシンボルタワーや建設中の香川県立アリーナがかすんで見えています。
黄砂は中国大陸の砂漠地帯から強風に巻き上げられた大量の砂やちりが飛んで来るもので、日本では春に多く観測されます。
(記者リポート)
「高松市のセルフ洗車場です。次々と車が洗車機に入っています」
ENEOSヤマウチセルフ香西(WASH PARK)の洗車場では、車を洗車機に通した後、タオルでふき取る人の姿が見られました。
(利用客は―)
「黄砂がすごくて、車がめちゃ汚くて」
「この時期はいつも洗車の回数がどうしても増える」
16日と17日、いつもの平日と比べて2倍から3倍の利用客が訪れたそうです。
気象台によると17日は高松市と岡山市で黄砂が観測されました。高松市では視界の届く範囲が18kmでした。岡山・香川の黄砂のピークは17日だということです。