岡山市が計画している新しいアリーナについて大森市長は、地元経済界から寄付金の額が決まらなくてもできるだけ早い着工を目指して必要な予算を計上していく考えを示しました。
岡山市は、北区野田に最大1万人を収容できる新しいアリーナを整備する方針です。
当初の計画より規模を大きくしたことに伴い、総事業費は約280億円になる見込みです。
市は地元経済界に費用負担を求めていますが、1月22日、経済界から「現時点で金額を示せない」との回答を受けました。
大森市長は、28日の定例会見で「できるだけ早く金額を回答してほしい」と述べました。その上で、回答が来る前でも必要な予算を計上していく考えを示しました。
(岡山市/大森雅夫 市長)
「何らかの形で前に進めていく予算措置は必要。出来るだけ早い着工、事業のゴーサインが出せる環境をつくりたい」