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井原鉄道7駅でボランティア駅長を任命 鉄道にかける熱い思いで地域活性化へ 岡山

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 岡山県総社市と広島県福山市を結ぶ井原鉄道は、電車の利用促進や地域活性化を目指し、7つの駅で「ボランティア駅長」を任命しました。

 井原鉄道が公募したボランティア駅長に選ばれたのは、38歳から68歳までの男女合わせて7人です。任命式ではそれぞれが担当する駅の名前が入った帽子をかぶり、槙尾俊之社長から辞令書を受け取りました。

 ボランティア駅長は社員が配置されていない7つの駅で月に2回ほど活動し、清掃活動や乗客の案内、イベントの企画などに取り組む予定です。任期は3月1日から1年間です。

(井原鉄道/槙尾俊之 社長)
「皆さんそれぞれ鉄道や沿線地域にかける熱い思いをお持ちのようなので、その気持ちに正直に活動していただければ、地域にとっても井原鉄道にとっても大いに成果を挙げていただけるのではないか」

 倉敷市の備中呉妹駅を担当する片岡さん(55)は、地元・倉敷市真備地区出身の会社員です。

(備中呉妹駅 ボランティア駅長/片岡美恵さん)
「生まれ育った地域で貢献できないかと思っていた時にこの募集があって、なおかつ電車が大好きなので、鉄道を絡めて面白いことができるのではないかと自分の力を試してみたいと思って応募しました」

 岡山県矢掛町の三谷駅を担当する最年長の古中さん(68)は、別の鉄道会社に約40年勤めていたそうです。

(三谷駅 ボランティア駅長/古中博志さん)
「私は線路を保守する仕事をしていたんです。ですからお客さんと触れ合うことがなかったので、駅長という花形の職名にはよだれが出るほど憧れておりました。矢掛町もいま観光に力を入れています。少しでもふるさとのために微力ながら応援できれば」

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