東日本大震災から11日で14年です。記憶を風化させないために当時の被害状況などを伝えるパネル展が岡山市役所で始まりました。
岡山市役所のパネル展には約20枚の写真が展示されています。
津波が堤防を乗り越えて街を飲み込む写真は、津波の恐ろしさが伝わってきます。
震災直後の被災地の様子と、復興後の様子が並べられています。どちらも被災地に派遣された岡山市役所の職員が撮影したということです。
会場には、南海トラフ地震への備えを呼び掛けるチラシや、ハザードマップ、防災マニュアルなども置かれ、これらは持ち帰ることができます。
(展示を見た人は―)
「(被害は)私らには考えもつかないので、見るだけ辛いですね。うちの町内でも自主防災組織っていうのを作っていまして、こうした資料を見てどういう活動をすればいいのかを見させてもらおうかなと思う」
(岡山市役所 危機管理室/藤原道宏 地域防災担当係長)
「岡山でも南海トラフ地震が懸念されているけれども、日ごろの備えにつなげていっていただきたい」
この展示は12日まで開かれています。