天満屋女子陸上競技部は、長年監督を務め数々のオリンピック選手を育ててきた武冨豊さん(71)が、3月31日をもって退任すると発表した。
武冨さんは佐賀県出身。天満屋女子陸上競技部が創部した1992年にヘッドコーチとして入社し1996年に監督に就任、「育てるチーム作り」をモットーに育成に取り組み、オリンピック6大会に5人の選手を送り出した。2024年4月に教え子の山口衛里さんに監督を引き継ぎ、専任コーチとしてチームを支えていた。
武冨豊さんは「指導者として充実した33年間でした。今後は山口監督のもと、名門天満屋女子陸上競技部の活躍を陰ながら応援したい」としています。