偽造した車検証の写しを使い、自動車を購入する名目で知人から現金600万円をだまし取ったとして、有印公文書偽造・同行使と詐欺の疑いで神戸市の配送業の男（52）が再逮捕されました。
警察によりますと、男は偽造した車検証の写しを使って現金をだまし取ろうと考え、2022年1月から2月の間に、岡山市北区の会社役員の男性（54）に自動車購入代金を貸してもらえれば利益を加算して返済するとうそをつくなどして、男性から現金600万円をだまし取った疑いが持たれています。
調べに対し男は「車検証を偽造して600万円をだまし取ったことに間違いないが、現金は返すつもりだった」と供述しています。
男はこれまでに、倉敷市の女性と岡山市の男性に対し、自動車を購入する名目でそれぞれ現金約76万円と200万円をだまし取った詐欺の疑いで逮捕されていました。
警察は、男は得た金をギャンブルや借金の返済などに使っていたとみています。
