高松市に本社がある「ことでんバス」は系統の新設や停留所の統廃合などを含む路線再編を、4月1日に実施予定だと発表した。1系統を新設、現行路線のうち4路線6系統で便数や経路を変更する。
新設するのは、ことでん伏石駅~太田下~塩江をつなぐ塩江線(系統:伏石塩江)。太田下~塩江間については、現行の塩江系統と同じ経路・停留所となる。便数変更と停留所の統廃合は下記の通り。
◆便数変更
・塩江線、庵治線、大学病院線、イオン高松線(南ルート)
◆停留所の統廃合
・現在の「高松市役所」下りバス停(南側)と「市役所西」上りバス停(北側)を「高松市役所」のバス停として運用(現在の高松市役所上りバス停と市役所西下りバス停は廃止)
・寿町と南瓦町の停留所を廃止
ことでんバスは再編の理由について「安全輸送を確保し、安定的にサービスを提供するために、輸送の効率化および新規路線による利用者の利便性向上に取り組む必要があると判断した」としている。
ことでんバスは、2024年4月1日、運転手不足や利用者の低迷などを理由に16路線でダイヤを改正。当時、全体の約4分の1に当たる329便を減便した。今回の再編はその後の利用状況などを踏まえたもの。