香川県のオリジナル米「おいでまい」を使ったクラフトビールが開発され、高松市の道の駅で販売されています。
道の駅 源平の里 むれ(高松市牟礼町原)で3月8日に発売したのは、福繁食品(香川・東かがわ市)の「ハレの日おいでまい(330ml・825円)」、まめまめびーる(香川・小豆島町)の「OIDE OIDE COLD IPA(330ml・990円)」、しろすずめ(高松市)の「涓滴(けんてき)(330ml・790円)」です。香川県の3つの醸造所が新米の収穫後から試作を重ねてオリジナルビールを造りました。
「ハレの日おいでまい」は小豆も使って赤飯をイメージしたビール、「OIDE OIDE COLD IPA」はシトラスやグレープフルーツをほうふつさせるすっきりとした飲み口、「涓滴」は「おいでまい」をあめに加工して使い、しっかりした味わいが特徴です。
「おいでまい」は米の食味ランキングで最高ランクの特Aを6回獲得し、香川県の学校給食にも使われるなど県民米として親しまれています。生産者の高齢化や後継者不足で栽培面積が減少傾向ですが、「おいでまい」の魅力を広くPRしようと、オリジナルビールを開発して販売することになりました。
道の駅 源平の里 むれでは「涓滴」を100本用意しましたが、売り切れたということです。