2025年の「春闘」について連合岡山が8日、中間報告を公表しました。賃上げ率は平均で5.24%と過去最高となりました。
連合岡山が4月3日までに回答した60の組合の交渉状況をまとめたところ、定期昇給とベースアップを合わせた賃上げ額は平均で1万5310円、賃上げ率は平均で5.24%となりました。
同時期での比較では賃上げの額・率ともに過去最高です。このうち中小企業については平均で1万4120円のアップで、こちらも過去最高となっています。
連合岡山では「目標の1万8000円アップには届いていない」「中小企業については大手に比べてもともと賃金が低い傾向にあり、さらなる格差の是正が必要」などとしています。
(連合岡山/森信之 会長)
「賃金を上げてもそれ以上に物価が上がっていく。労働組合として対策に向けて一歩でも二歩でも前進できるように声を上げていきたい」