障害者野球の全国大会が18日に開かれ、岡山・香川のチームも全国の強豪と熱戦を繰り広げました。
17日の雨の影響でトーナメントが中止になった障害者野球・春の全国大会は、各チーム1試合ずつの交流戦として開催されました。
2024年春の全国大会を制した香川チャレンジャーズは、同点で迎えた5回表、ランナーを1人置いて9番・高畠が右中間を抜けるランニングホームランを放ち2点を勝ち越し。1番・渡邊もランニングホームランを放ち、リードを3点に広げます。
しかし、5回ウラに1点差に迫られると、なおも満塁のピンチでピッチャー・森が痛恨の押し出しで同点とされます。なおもピンチが続きますが、ここはセンターフライでしのぐと……最後は大会規定によるじゃんけんの末に辛くも勝利しました。
【香川チャレンジャーズ 4-4 大阪ジャガーズ】
秋の全国大会5連覇中の「岡山桃太郎」は、2024年秋の決勝で戦った「神戸コスモス」と対戦。
桃太郎は1回、2アウト2塁のチャンスで4番・浅野がレフトへのタイムリーを放ち、1点を先制します。
その後は両チーム堅い守備で得点を与えず、試合は1対0のまま最終7回に突入します。
追加点が欲しい桃太郎はランナーを1人置いて荒田が左中間を破るランニングホームランを放ち2点を追加します。
3回からリリーフしたエース・早嶋はテンポのいいピッチングで最後まで神戸に得点を許さず、岡山桃太郎が秋の王者の強さを見せました。
【岡山桃太郎 3-0 神戸コスモス】