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過去には重体事故も…まんのう町の「危険な交差点」を香川県などが現地調査 住民は信号機の設置など求める

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 香川県の交通事故を減らすため、県の担当者らが事故の危険がある場所を訪れ調査しました。

 香川県やまんのう町、香川県警の担当者らが調査したのは「まんのう町買田の交差点」です。

(記者リポート)
「こちらの交差点、国道32号をはさんで西側に民家があり、東側に町のごみ収集所があります。地元の方が使っている生活道路ですが、このように近くに横断歩道などはありません」

 この交差点は国道32号と町道が交わっていて、早朝や夕方など通勤・帰宅の時間帯に特に交通量が多くなるということです。

 2024年、町などが行った調査によりますと、午後5時から6時までの1時間で880台ほどの車がこの交差点を通りました。

 また、2024年10月には夜間に道路を横断しようとした30代の男性が乗用車にはねられ重体となる事故がありました。

 これらを受けて地元の住民が交差点に押しボタン式の信号機や横断歩道を設置するよう求めていて、担当者らが設置の可否などを判断するため現地調査をしました。

(香川県くらし安全安心課/藤井雄一朗 主幹)
「住民の方が安全に横断ができるように、関係機関が知恵を絞ってより良い交通環境の整備に努めてまいりたいと思います」

 県などは21日の調査をもとに対策を検討し、必要となれば2025年度中に実現したいとしています。

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