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指先を模倣した「ナノ触覚センサ」 東京・文科省で特別展示 香川大

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 東京・千代田区霞が関の文部科学省情報ひろばで、香川大学の微細構造デバイス統合研究センターの特別展示「AI×半導体センサが切り拓く触覚の未来 ~ナノ触覚センサの最前線~」が27日から開かれています。

 香川大学が開発した「ナノ触覚センサ」などを展示しています。ナノ触覚センサは人間の指先の感覚を半導体技術で高感度に再現したものです。単に形や凹凸が分かるだけでなく、AIと組み合わせて人間が感じる「手触り感」と同じ識別を可能にするなど、人の繊細な感覚に近づけるよう改良を重ねています。

 特別展示では、研究成果をパネルで紹介するほか、歴代のナノ触覚センサのチップや、「手触り感スキャナ」の実物を展示しています。また人間以上の識別能力を発揮する「AI協働型ナノ触覚センシングシステム」のデモンストレーションも動画で紹介します。

 文部科学省の新庁舎2階エントランスで、7月4日まで開かれています。

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