岡山県新見市の夏の風物詩「新見ふるさとまつり」が、6年ぶりに復活する見通しであることが分かりました。
市によりますと、「新見ふるさとまつり」は2019年を最後に、新型コロナウイルスの流行などで中止が続いていて、2022年5月に主催団体が解散しました。
一方、存続を求める地域住民が有志団体を結成し、2022年夏から別の場所で規模を縮小して開催していました。
そんな中、有志団体に対して「元の場所でやってほしい」などの声が多く挙がったことから、5月23日、有志団体が市に対して補助金の拡充などを求める要望書を提出。2月には、新見高校の生徒が、市議会に復活を求める陳情書を提出していました。
市は2025年度の一般会計補正予算案に補助金160万円を計上。5月30日には「実行委員会」を立ち上げ、石田實市長が会長に就任しました。
市は8月9日の開催を目指していて、JR新見駅前通りを歩行者天国にして行う方針です。