四国財務局が実施した四国地方の2025年度の景気予測調査によりますと、4月から6月の景況判断BSIはマイナス11.2%ポイントで、前期より7.4%ポイント下降しました。うち製造業はマイナス5.3%ポイントと前期より1.9%ポイント下降、非製造業はマイナス14.8%ポイントと前期より10.7%ポイント下降しました。原材料費や光熱費の上昇や物価高による需要の減少などが影響したと見ています。
企業規模別に見ると、大企業がプラス1.4%ポイント、中堅企業がマイナス6.3%ポイント、中小企業がマイナス18.0%ポイントとなっています。
7月~9月の先行きについては、需要の回復や価格転嫁の進展などから、景況判断BSIはマイナス0.7%ポイントと、下降の幅が縮小する見通しとしています。
調査は2025年5月に、資本金1000万円以上の企業439社を対象に行い、402社から回答を得ました。