岡山市が高額療養費などの算定を誤り、約390万を過大に支給していたことが分かりました。
岡山市は2020年7月から2025年5月までに約100世帯に対し、高額療養費と入院時食事療養費合わせて約390万円を過大に支給していました。
市によりますと、海外からの転入者は前の年に所得がない場合でも課税世帯に区分するべきところ、誤って非課税世帯に区分していたのが原因だということです。
市は作業マニュアルにこの点について記載がなく担当職員に認識がなかったとして、再発防止のためにマニュアルを改訂するなどとしています。
市は今後、対象世帯の人に謝罪した上で、差額の支払いをお願いするということです。