1日午後1時15分ごろ、高松市屋島東町の屋島スカイウェイの下り線で乗用車がトンネルの壁に衝突した事故です。警察のその後の調べで事故を起こしたのは関東からの観光客を乗せたジャンボタクシーで、1人が意識不明の重体、ほか8人が骨折などのけがをしたことが分かりました。
警察によると、重体になっているのは神奈川県鎌倉市のアルバイトの男性（77）です。このほか、横浜市や東京の64歳から77歳の男女7人があばらや腕を骨折するなどのけがをしました。8人は友人同士で観光のため屋島を訪れていたということです。
ジャンボタクシーを運転していた高松市の78歳の運転手の男性もあごにけがを負いました。
警察は、2日、業務上の管理に問題がなかったかなどを確認するため、ジャンボタクシーの運行会社に家宅捜索を行いました。
今後、運転手の健康状態や労働環境も含め、事故の原因を詳しく調べる方針です。
