ハワイで日本語を学んでいる子どもたちが香川県東かがわ市の小学校を訪れ、児童と交流しました。
東かがわ市の大内小学校にやってきたのは、ハワイのオアフ島にあるこども学習教室で日本語と算数を学ぶ5~13歳までの7人です。
3年生75人が迎え入れ、グループに分かれてハンカチ落としや、だるまさんがころんだといった昔ながらの日本の遊びを楽しみました。
(記者リポート)
「玉入れが始まりました。日本とハワイの子どもたち、一緒になって盛り上がっています」
東かがわ市教育委員会が、児童たちに異文化の体験や実践的な英語教育の場を持ってもらおうと初めて受け入れたものです。
たくさん動いた後は給食の時間。ハワイの子どもたちと3年生が、同じ教室でわかめご飯やかき玉汁などを食べながら日本語と英語を交えてコミュニケーションを取っていました。
(大内小学校3年生)
「ハワイの子と会うのが初めてで、だからすごくうれしかった」
(大内小学校3年生)
「(Q.どんな話をした?)ハワイに何があるかとか。ハワイには首飾りがある」
(ハワイから来た中学生)
「めっちゃ楽しくて、みんなめっちゃ優しい。もしもう一度ここに戻るチャンスがあるなら、私はもちろんここに戻って彼らに会いたい。中学生たちにも会ってみたい」
ハワイから来た7人は6月15日まで東かがわ市に滞在し、3つある全ての小学校を訪問するほか、市内の観光スポットを巡ります。
市では、訪日教育旅行「スクールツーリズム」の受け入れによる教育や観光面での効果を検証し、2026年度以降の取り組みを検討するとしています。